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チャーリーとの再会

 生後3カ月に満たないうちに我が家を離れたチャーリー。家から歩いて15分くらいの所の良く知っているお宅にもらわれて行ったので、安心はしていましたが、会いたい思いは募りました。でも、むやみに会いに行って、私たちを思い出して、里心がついしまってはいけません。チャーリーが新しいお宅になれるまで、じっと我慢していました。

 もらわれて2カ月ほど経った頃、ナナ、つとむ、ルーを連れて、会いに行きました。

 私と夫を認識するや否や、狂ったようにはしゃぎ、うれション(うれしさのあまりお漏らししてしまうこと)をしてしまうチャーリー。ナナは、匂いをかぐや否やチャーリーと分かり、お漏らしした後をなめてやり、耳の中をなめてやり、我が家にいた時と同じように世話を焼き始めました。つとむは喧嘩を吹っ掛けますが、やはりチャーリーの方が大きく、強く、すぐ負けてしまいました。ルーは相変わらずおずおずとしてはいましたが、チャーリー、つとむ、ナナがはしゃぎ、駆け回る輪の中に遅ればせながら何とか入ると、うれしそうに一緒にピョンピョン走り回っていました。

 この時以来、会いに行くと、チャーリーは必ず「うれション」をして、大歓迎してくれます。指が足りない右後ろ足は、何の支障もなく、元気一杯のチャーリーでした。

 篤志の方々のご寄付により、フォルテピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器



 





「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。