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チャーリーの誕生

生後間もなく つとむが生まれてから3時間半経った15:00ころ、チャーリーの足だけが出ているのをS君が発見しました。そうこうするうち、ナナが足を噛んで引っ張り始めました。その時、一瞬にして、ルーに関するすべてが判明しました。ルーも逆子で、難産で、ナナが必死に足を引っ張って出そうとした時、足が1本ちぎれてしまったのだと。同じ間違いをナナに2度させるわけにはいきません。

 即、引っ張るのを止めさせ、私が両手でそーっと体ごと引っ張り出してやり、ナナの前に置くと、ナナは上手に羊膜を食べて取ってやりました。足がどうなったか良く見ると、後ろ足2本の指が今にもちぎれそうでした。片方の足の指数本は、ほんの皮1枚でくっついている状態です。血も流れています。血の臭いに気がつくと、ナナはまた嫌がり始めました。

 お腹の中にいる時間も相当長かったので、チャーリーはぐったりしています。逆さにし羊水を出し、さらに鼻をすすってやると、ようやくチャーリーは息をし始めました。嫌がるナナをしかりつけ、チャーリーの横に寝かせ、おっぱいを吸わせました。おっぱいが吸えればもう大丈夫、ナナはちゃんと面倒を見始めました。

 篤志の方々のご寄付により、フォルテピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器



 





「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。