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4番手のルー

生後2か月のル― ルーは「何につけても、一番最後」であることを心得ている、かのようでした。1番はチャーリー、2番はクー、3番はつとむ、そして4番手がルーでした。

 大運動会では、影の薄い存在だったのでしょう。他の3匹の大騒動に、我々の目は奪われ、ルーがどうしていたのか、だれも鮮明には思い出せないのです。

 時折、止まっては傷をなめながら、ピョンピョン飛んで走っていたのでしょう。後ろ足は1本しかないので、踏ん張れないので、タオルや毛布の引っ張りっこには参加しなかったのでしょう。自分が一番かわいがられなくちゃイヤ!というクーに先回りされ、積極的に甘えに来るチャンスもなかなか無かったのでしょう。

 篤志の方々のご寄付により、フォルテピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器



 





「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。