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「大塚直哉と仲間たちinグリムの館」まであと数週間!
2009年8月19日
「大塚直哉と仲間たちinグリムの館」まであと数週間!
こうなると、崖っぷちを歩いているような心境になります。おとなしそうな顔をして突拍子もないことをする、と小学生のころ評されたまま、いまだに途方もないことを企てるくせは抜けません。
毎年1回、自宅敷地内の蔵で、プロの演奏家を招いてコンサートを始めて10年。でもこの蔵は狭すぎて35人くらいしか入れません。そんな狭い蔵でプロの演奏家のコンサートは、どう考えても無理なことです。十分なお礼はまず差し上げられません。そこで、昨年より「グリムの館」でのコンサートを企画し始めました。ここは300席。200人入れば、ある程度のお礼は差し上げられます。
元々、身近で良質の音楽に触れることのできる機会を設けようと思って始めた蔵でのコンサート。音楽的な耳は、子供のころ良質の音楽に触れることによって養われると確信しましたので、必ず「子供のためのおまけのコンサート」の時間を設けることも私が企画するコンサートの特徴です。子供のための質の高いコンサートというのはなかなか無い、貴重な企画だと思います。
ポジティヴ・オルガンというのは移動可能な小型のパイプオルガンのことですが、大きなオルガンにも必ずポジティヴ・オルガンの要素は組み込まれています。例えば、リュックポジティヴがそうです。ポジティヴ・オルガンは低い音、重厚な音は出ませんが、愛らしく、素朴な音が魅力で、合奏ではとても活躍する楽器です。また独奏でも十分愉しめる楽器です。今回演奏なさる大塚直哉さんは、チェンバロとオルガンの名手で、とても表情豊かに演奏なさる方です。オルガン音楽はちょっと難しくて聴きにくい、と思っていらっしゃる方でも、気軽に楽しめる演奏をなさいます。また共演する大西律子さんもとても実力のある方です。県内ではなかなか聴けない質の高いコンサートです。
これをご覧の皆様、この機会にぜひコンサートを聴きにいらして下さい。当日券もかなり残っていると思います。また、私はじめ関係者からお買い求めの際は、メインコンサート3500円のところ学生(小学生、中学生、高校生、大学生、専門学校生等)と障がい者の方に限り、2000円に割引することに致しました。若い方々にはぜひ聴いて頂きたいとの願いを込めて・・・
当日の演奏プログラム
■14:00~子どものためのおまけのコンサート
- 楽しいおしゃべりを交えての親しみやすいコンサートです.。
- 幼児、小学生から大人まで。長いコンサートは苦手、と思っていらっしゃる方も、ぜひどうぞ。
- ・J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番より)
- ・グリーンスリーヴス変奏曲
- ・J.S.バッハ:インヴェンション第13番イ短調(オルガン・ソロ)
- ・J.S.バッハ:「平均律クラヴィーア第1巻」よりト長調(オルガン・ソロ)
- ・ヴィヴァルディ:「四季」より秋
■15:00~メインコンサート
- ・「ディヴィジョン・ヴァイオリン」より
- グリーンスリーヴス変奏曲
- イタリアン・グラウンド
- ・スウェーリンク:大公の舞踏曲(オルガン・ソロ)
- ・カステッロ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
- ・フレスコバルディ:「音楽の花束」より聖体奉挙のためのトッカータ(オルガン・ソロ)
- ・ケルル:パッサカリアニ短調(オルガン・ソロ)
- ・コレルリ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調
- Adagio-Allegro-Adagio-Allegro-Allegro
- ( 休憩)
- ・ブクステフーデ:プレルーディウムト短調BuxWV163(オルガン・ソロ)
- ・ビーバー:「ロザリオのソナタ集」より受胎告知
- ・J.S.バッハ:トッカータホ短調BWV914(オルガン・ソロ)
- ・ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタヘ長調
- Adagio-Allegro-Largo-Allegro
ぜひ聴いてみたい、と思った方、またどうしようか迷っていらっしゃる方も、とりあえず、
090-5535-9857 中新井 紀子 までご連絡ください。