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中新井邸にて
2008年9月26日
中新井邸にて
永田穂さんが西方町の我が家にいらっしゃり、夫を交えて今後のことを話し合いました。これまでの案では費用がかかりすぎるので、我が家の敷地内に小規模のホールを造り、まず「良いコンサートありき」というところから出発してはどうか、という案が浮上しています。
200名のホールでは維持費だけで月に何十万もかかることがわかりました。そのホールが人の出入りに乏しく、あまり使用されない状態では、宝の持ち腐れになりますし、つぶれてしまいます。親しみやすさ、使いやすさ、メンテナンスのしやすさを優先させ、常に使用されているようなもの、それでいて音響的に質が高いもの。また、こちらからは定期的に質の高い音楽を提供し、常に良い音楽を発信し続けることが可能な空間。パイプオルガンは大きければ良いというものでありません。小さくても音質が良く、バランスの良いオルガンであれば、まったく問題はありません。
永田さん、夫、私の3人で我が家の敷地を探索した結果、敷地内に可能であることがわかりました。早速、建築家の野崎さんにご報告し、新しいオルガンホールの案を考えて頂くこととなりました。
永田穂さんには、西方町の地酒杉並木の純米大吟醸をおみやげに差し上げました。