オルガンホールを夢見て

サロンテッセラ 永田音響設計事務所


2008年11月5日
 
サロンテッセラ 永田音響設計事務所
 
 私、永田穂さん、野崎さん、早川さんの4人で三軒茶屋にあるサロンテッセラを訪ねました。
  三軒茶屋駅前、1階がセブンイレブン、2階がデニーズ、その上に個人経営の小さなホールサロンテッセラがあります。高さ6m、直方形、約80席、ピアノ専用に造られましたが、音の良さ、場所の良さ(駅前)、大きさや使用料が手頃であること等が複合的に関係して、利用率の高いホールとなっています。最近、古楽にもとても評判が良いようです。演奏者用の宿泊設備、楽屋、パーテイー用の小ルーム、中庭をコンパクトながらも備えた贅沢な空間です。椅子、照明、壁の質等にもオーナーのこだわりを強く感じました。
  スタインウエイのセミコンが入っていました。弾いてみたい気は山々ですが、耳の良い方々の前ではとても弾けない、と心の中で思っていたら、いきなり永田さんが「この方も一応音楽家ですから、弾かせてあげてください」とオーナーにおっしゃいますので、引くに引けず、また永田さんはじめ野崎さん、早川さんの前で今度はピアノを弾いてしまいました。私にとって一番苦手なもののひとつが人前でピアノを弾くことなのです(これまで生徒には内緒にしていてごめんなさい)。、
  仕方がないのでパラパラと指ならしをしてから弾き始めましたら、演奏に、とどのつまり自分の世界に、非常に集中できるステージでした。ですから演奏する側にとってもとても良い空間なのです。
  オーナーに現実的な問題を伺いましたら、維持費は月に十数万円くらい、貸しホールの使用料でなんとか維持できる、また自主公演はとても大変なのでお止めになった、とのことでした。この手の問題はいつも厳しいお答えばかりです。
  さて、サロンテッセラを後にし、永田さんのおごりでステーキ屋さんで昼食を食べながら(ステーキといってもランチ用の素朴なステーキです。我々は贅沢はいたしませんので・・・)、色々話しましたら、オルガンの絵の切手、オルガンの絵のついたエコバッグを作ろう、という案が出ました。これをお読みの皆様、もし出来ましたらぜひお買い求めください。オルガンホールの資金にいたします。
  昼食の後、永田音響設計の事務所で4人で、今後のことを話し合いました。約100席、サラウンド型(正方形のひと隅にステージがあり、それを取り囲むように客席があるもの)、約1億円で、再度野崎さんに最終案の図面を書いて頂くこととなりました。図面ができましたら、草苅さんも交えオルガンとホールのことを煮詰め、宣伝用のちらし制作の計画へ移ります。


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フォルテ・ピアノ
 篤志の方々のご寄付により、フォルテ・ピアノが、西方音楽館 木洩れ陽ホールに設置されました。
 クリストファー・クラーク1994年製
(A.ヴァルター1795年モデル)
 故小島芳子愛用の名器

 

 
 

館長のコーナー
 

まず、西方音楽館 木洩れ陽アップルパイ を販売します。

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「3本足のルー」が完成しました。ルーが教えてくれたことは、「子供が育つ」ということ、さらに「人間が育つ」ということへの、励ましとヒントになりました。

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リンク
日本モーツァルト愛好会 日本モーツァルト愛好会

日本モーツァルト愛好会のホームページ


“BeyondEMS事業=商社企画型近未来EMS事業”で世界の近未来産業を切り拓く
*ヒューテックの商品は、西方音楽館でも販売いたします