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チャーリーとの別れ
チャーリーとルー
私がチャーリーの前にしゃがみこむと、必ず後ろ足2本立ちになって、両手(前足2本)で私にしがみつくので、そんな時はしっかり抱きしめてやりました。
一番体が大きく、力も強いチャーリーは、常にリーダー的存在でした。また、一番ハンサムでした。つとむはどこか間抜けた顔立ちで庶民的、とすれば、チャーリーは貴公子然としていて気品があり、その名の通り王室の生まれを連想させる雰囲気がありました。
仔犬4匹全員を我が家で飼う訳にはいきません。里心がつかない内に、かわいい盛りの内に、かわいがって頂ける方の所へ行くことが幸せだと思えました。
でも、全員かわいい仔犬たち。誰をよそへ出すのかは大問題でした。
3本足のルーは我が家で飼うしかありません。ドジで間抜けなつとむは、どういう訳かS君が気に入ってしまい、どうしても家で飼いたい!と頑張ります。残るはチャーリーとクーだけです。
幸い近所の、我が家となんやかやとつながりのあるお宅で、雄犬なら飼って頂けるとのこと。一番ハンサムで、体の模様もきれいで、気品のあるチャーリーは、そのお宅の雰囲気にぴったり!と思えました。チャーリーは月齢3カ月に達する前、2007年1月末 に、そのお宅にもらわれて行きました。
お宅が近いので、別れはそれほど辛くはありませんでした。