2020年8月18日、とても大切な方が亡くなりました。その半年前、手術なさる前、とてもお元気な横田先生にお会いし、握手をして別れましたが・・・・・。
横田先生が亡くなることはあり得ない、手術後いくつかの問題が生じてしまいましたが、絶対復活する、と思っていました。
自力ではどうしても解決できない問題を抱えていた20代後半から30代の初め、思い切って門を叩いて、思うところのすべてを話してみたら、それは「ボタンのかけ間違い」と一言。
経営難で、賃金はいただけない状況で、教会付属幼稚園の園バスのお姉さんを頼まれ、私が「小さな子供は苦手なんです」と言うと、「子供好きという人は、保育には向かない。」とおっしゃる。1年弱(多分)毎朝毎朝、横田先生自らが運転する園バスに乗り込みましたが、園バスの中では、園児そっちのけで、私とありとあらゆる話題で会話をし続けました。
その会話の中で、神様のとてつもなく大きな愛の片りんに触れる体験をしました。太陽のように大きな愛の表面のほんのわずかな面積、そのほんのわずかな面積から察するに、気が遠くなるほど神様の愛は大きかった。
そこで、かけ間違えたボタンをかけ直そう!と、人生を出直してみました。
横田先生がこの世にいない現実は、とても信じがたく、今でもふと、お電話してみたくなります。
写真は、横田先生が日本基督教団四条町教会を退任なさる日に、横田牧師夫妻を真ん中に、私と私の母がその両端に座り、撮った記念写真。私以外の3名は、既に天に召されています。(写真を携帯で撮ったので、きれいに映ってはいませんが)